焼酎のリンク集

Monday
2012年5月21日

プロアクティブ特集

関西電力は6日、大量発生で漁業被害や原子力発電所の取水口の目詰まりなどの問題を引き起こす“海の厄介者”のエチゼンクラゲを利用して、医薬品や化粧品を開発するプロジェクトに乗り出したことを明らかにした。クラゲから有効成分のコラーゲンを取り出し、原料のハイドロゲル材(ゼリー状物質)に加工。けがの患部にはり付ける創傷被覆材やにきび予防の美容マスクなどの材料とする計画で、エチゼンクラゲの有効活用を目指す。

 エチゼンクラゲは日本海で大量発生し、漁網を破るなど深刻な被害を及ぼしている。平成11年6月には高浜原子力発電所2号機(福井県高浜町)の取水口に大量に来襲。取水口の防塵(ぼうじん)装置4台のうち2台が停止し、出力を低下させるなどの原発への悪影響も出ている。

 今回のプロジェクトは関西電力子会社の関西電子ビーム(福井県美浜町)、日華化学(福井市)、福井県立大学海洋生物資源学部(小浜市)などが共同で行う。

 関西電子ビームの電子線照射施設を活用し、エチゼンクラゲから抽出したコラーゲンと、越前ガニの殻からとれるキトサンを混ぜ合わせた物質に電子線を照射することで、ハイドロゲル材を生成する。

 コラーゲンの保湿効果とキトサンの抗菌効果を併せ持つハイドロゲル材が開発できれば、創傷被覆材や美容マスクなどの商品化も可能となる。

プロアクティブのおすすめ外部リンク集